古代ギリシャでも重宝されたプロポリス

海外では古くからプロポリスのさまざまな効能については知られていました。
動物や人体についてさまざまな研究が行われていた古代ギリシャでは、ミツバチの巣から採れるプロポリスについてはどのように扱われていたのでしょうか。

ミツバチが木の皮の脂や草や花などから集めて、噛み砕いて自分自身の分泌物を合わせて作りだす天然の物質です。
ミツバチの女王蜂や幼虫などが暮らす巣の表面に塗ることで、防壁をするはたらきがあるものです。
ハチヤニとも呼ばれていることからも分かるように、粘着性があるベタベタとしたヤニのような物質です。

プロポリスは同じミツバチから採れるハチミツと比べても、ひとつのミツバチの巣から、1年を通じても数百グラムしか採ることができないためとても希少なものです。

プロポリスはミツバチが同じように作っているように見えても、ミツバチの巣がある場所や時期などによってひとつひとつ違う、複雑な構造となっています。
そのため人間が作りだすことができないものです。
含まれている物質は巣によって差がありますが、豊富なアミノ酸やビタミンやミネラル、なかでもフラボノイドと呼ばれる物質の数が40種類以上も含まれています。

フラボノイドはポリフェノールのひとつで、細胞が酸化してしまう活性酸素のはたらきを抑える抗酸化作用が多くあることが知られており、血管の壁を強くしたり細菌などから身体を守る免疫の力を強めたり、抗菌作用があることも知られています。

古代エジプトでは、その抗菌作用を利用してミイラの防腐剤として使われており古代ギリシャhttp://www.abma-dc.org/think-much-of.htmlでは、民間の薬として用いられており、皮膚の切り傷に使われていたとされています。
紀元前4世紀ごろに活躍した古代ギリシャの哲学者で、生物学者でもあったアリストテレスは、人体の構造や動物や植物の生態について詳しく書かれた著書「動物誌」の中で、プロポリスのことに触れており、当時から重宝されていたことが分かります。